コンピューター好きのブログ

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子どものヘッドホンを修理してみました

少し前、子どもがヘッドホン(JVC HA-S200-BR)がおかしいと言い出しました。

左から音が聞こえないと言うのです。

子どものヘッドホンJVCのAXIV

ケーブルを耳当てに押し込んだりすると聞こえるとのこと。

それなら単なる接触不良だと考え、私でも直せると踏んで分解・修理してみました。

 

左の耳当てを分解する

まず、耳当てのクッション部分を取ります。プラスチックの溝にかませてあるだけなので、少しずつ引っ張っれば外れます。

耳当てのクッションを外したヘッドホン

 

次に、ネジを外してスピーカー部分と頭に固定する部分を別にします。

耳当ての中は以下のようになっていました。

ヘッドホンの耳当ての中身

 

赤いケーブルから出ている2本の導線がスピーカーにハンダ付けされています。

よく見ると導線が今にも切れそうです。これが接触不良の原因だと思われます。

ヘッドホンの耳当ての中身拡大画像

 

導線をハンダで補強する

それでは修理します。

切れそうになっている導線をハンダで補強します。使用するハンダは以下です。最寄りのダイソーで購入しました。100円です。

ダイソーのオーディオ用ハンダ

 

結果は以下となります。分かりづらいですが、導線部分にハンダを塗りつけています。

あと、再び導線が千切れそうになるのを防ぐため、耳当て本体とケーブルを瞬間接着剤で固定しておきました。

導線をハンダで補強してケーブルを瞬間接着剤で固定した後

ここで音が出ることを確認します。スマホにつないでYouTubeを見てみると。。ちゃんと聞こえます。大丈夫なようです。

元通りに組み立て、無事修理完了です!

 

接触不良になった原因ですが、うちの子どもは扱いが雑なので、多分ケーブルを無理に引っ張ったのだと思います。

直せなかったら、ケーブルが断線する恐れのないBluetoothのヘッドホンを買おうと思っていたので、お金が浮いて良かったです。

 

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