うちは一軒家です。2003年に今の家に住み始めて以降、ずっと家庭内LANはWifi(無線LAN)を使っています。
当初は11MbpsだったWifiも、今では有線(我が家は1Gbps=1000Mbps)をしのぐ速さになっており、隔世の感があります。
今まで新しいWifi規格の製品が出たり、調子が悪くなったりするたびにWifiルーターを買い替えてきましたが、この経験で学んだことをお知らせしたいと思います。
我が家のWifi環境
我が家は2階にCATVのインターネット終端装置があります。
このため、最初はそこにつないだ1個のWifiルーターで家全体をカバーしていました。
しかし、どうしても2階から遠い1階の部屋の電波が弱く不安定なため、今は1階にもWifiルーターを置いています。
どういう構成かといいますと、まず2階に NEC Aterm WR8600N を置き、インターネット(100Mbps)に接続します。
次に、WR8600N と1階の Aterm WL300NE-AG(イーサネットコンバーター:無線を有線に変換する機器)を300Mbps(5GHz帯)で接続します。
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NEC Aterm WR8600N[HPモデル] イーサネットコンバータセット PA-WR8600N-HP/E
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そして、WL300NE から有線(1Gbps)で Aterm WG1200HS に接続し、1階は WG1200HS からの電波(2.4GHzと5GHz)でカバーしています。これでかなり安定しています。
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2.4GHz帯のSSIDとそのパスワードは WR8600N と WG2200HP で同じにして家全体をカバー、5GHz帯はWR8600N を WL300NE との接続専用とし、WG2200HP で家全体をカバーしています。
つまり下記のような感じです。
- 2.4GHz…WR8600NとWG2200HPを同じSSIDとパスワードにして家全体をカバー
- 5GHz…WG2200HPで家全体をカバー
WPA2の脆弱性(KRACKs)が問題になった当初、WL300NE用の対策ファームウェアが公開されていなかったため、WL300NE は古いから対応してもらえないのかと思い、KRACKsに対応している WG2200HP を購入、イーサネットコンバーターとして導入しました。
しかし、その後 WL300NE の対策ファームウェアが公開されたため、WL300NE を復帰させましたが、宙に浮いた WG2200HP を放っておくのももったいないので、WG1200HS と入れ替えました。
意外と使えるWifi中継機
今ならWifiの中継機があるので上記のような構成は不要ですね。
カミさんの実家は中継機(I-O DATA WN-G300EXP)を使っていますが、かなり効果があります。
1階の端の部屋に置いたWifiルーター(Aterm WG1200HS)からの電波が、全く届かなかった離れの部屋や2階にも普通に届くようになりました。
設定も簡単だしおススメです。
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I-O DATA Wi-Fi 無線LAN中継機 Nintendo Switch 動作確認済 11n コンセントタイプ 土日サポート WN-G300EXP
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12台のWifiルーターを使って学んだこと
なお、今まで12台のWifiルーターを使ってきた経験から、以下のことを学びました。
チャネルは自分で設定すべし!
急にWifiが遅くなったり切れやすくなったら電波干渉の可能性が高いです。
周囲の家の人が新たなWifiルーターを設置し、そのWifiルーターのチャネルが干渉することが多々あります。
ルーターを交換する前にチャネルを変更してみましょう!
経験上、ほとんどのWifiルーターについている自動チャネル選択機能は役に立ちません。
まずスマホのアプリなどで電波の干渉を調べ、比較的空いているチャネルをWifiルーターで使うようにしてください。
AndroidやWindows 10の場合はWifi Analyzerが使えます。残念ながらiOS用のアプリは見つけられませんでした。
・Android用
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.farproc.wifi.analyzer&hl=ja
子機機能や中継機能は使えないことがある!
ELECOMのWRC-1167GHBK2 は、子機機能や中継機能が付いていましたが、まったく使えませんでした。親機との相性があったのか。。謎です。親機として使う分には普通でしたが。。
以上、参考にしていただければ幸いです。