NECのPC-6001でコンピューター(というかコンピューターゲーム?)が好きになり、中学生になってから両親にねだって買ってもらったパソコンがSHARPのX1でした。
確か、X1 G model30(5インチフロッピーディスクモデル)でした。値段は覚えていません。
このX1、PCGという機能がついており、テキストをグラフィックに置き換えて表示することができました。
8×8ドットのグラフィックを256種類定義できたので、例えば8×8ドットで主人公のキャラクターを作成し、'A'という文字と置き換えるように定義すると、'A'が表示されるところで主人公が表示されるという仕組みです。
もちろん普通に座標を指定して画面に点を打ったり線を引いたりということもできましたが、PCGの方が簡単に複雑なグラフィックを扱えたので、私はもっぱらPCGを使ってゲームを作っていました。
ただ、キャラクターの移動などは8ドット単位になるため動きがカクカクでしたが。。
X1用のゲームは結構市販されていたので、またまた親にねだっていくつか買ってもらいました。覚えているだけで以下のような感じです。
・イシュラル(電波新聞社)
・・・RPG。結構頑張りましたが途中から先に進めず。
・デーモンクリスタルIII ダークストーム(電波新聞社)
・・・横スクロールRPG。あまり記憶がない。。
・スーパーレイドック(T&E SOFT)
・・・シューティング。綺麗なグラフィックでしたが、難しくて私には歯が立たず。
X1は大学に入学するまで手元にありましたが、高校生になってPCエンジンやメガドライブなどのTVゲーム機を入手したため、そちらで遊んでばかりになってしまい、あまり使っていませんでした。
そのため、プログラミング言語はBASICしか覚えられず、大したものは作れませんでした。でもプログラミングする上での基礎的な知識は身につけられたかなと思います(ということにしておこう)。