コンピューター好きのブログ

主にコンピューター・ラズパイと電子工作・オーディオ関連の記事を書いています。

昔習った「微分積分」って一体なんだったんだというときにおすすめの本

私は大学のとき工学系の学部だったので、数学の講義を受けていました。

微分積分もあり、高校のときより高度なのをやるのですが、はっきり言って公式の丸暗記で意味なんて分かっていませんでした。

 

なぜ理系に行くんだ?という感じですが、私はもともと高校のときに数学が大嫌いでした。和田秀樹さんの「数学は暗記だ」という本を読み、数学も暗記で乗り切れると考え、ひたすら公式を覚え、大学入試もそれで乗り切りました。 

 

その後、大学を出て一応ソフトウェアエンジニアになりましたが、数学なんて10年以上全く使いませんでした。ほぼ四則演算のみです。微積なんてかすりもしません。

 

しかし、数年前、自然言語処理に興味を持ったため、本屋で専門書を開いてみると、いきなり偏微分とか出てくるではないですか。

無理やり形だけ覚えた記憶は風化していてまったく分からない!これはまずい!と考え、まずは本当の基礎からやり直そうと手に取ったのが、石山たいらさん、大上丈彦さんの「マンガでわかる微分積分」でした。

  

マンガでわかる微分積分 微積ってなにをしているの?どうして教科書はわかりにくいの? (サイエンス・アイ新書)

マンガでわかる微分積分 微積ってなにをしているの?どうして教科書はわかりにくいの? (サイエンス・アイ新書)

  • 作者: 石山たいら,大上丈彦,メダカカレッジ,森皆ねじ子
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2007/12/15
  • メディア: 新書
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公式暗記で乗り切ってきた私は、この本で初めて微分積分の使い道や意味を知ることができました。めちゃくちゃかみ砕いて書いてあるので非常にわかりやすかったです。

 

それから数学に興味を持ち始め、今も確率統計など数学関係の本を楽しんでいます。

おかげで中学生になった子どもに数学を教えるときも、うまく説明できたと思います。

「マンガでわかる微分積分」という本を世に送り出して下さった皆様に感謝します。

微積って何のためにやるのかわからないという方は是非この本を読んでみてください。

 

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