私はほとんど出張に行かないのですが、先週たまたま機会があって泊まりで出張に行ってきました。
宿はアパホテルでした。出来たばかりらしく、部屋はすごくきれいでした。
チェックインしたのがかなり遅い時間だったので、部屋に入って速攻でシャワーを浴びて寝ようとしたところ、引き出しの中にマンガが入っていることに気づきました。
「ビジネスホテルの机の引き出しには大体聖書が入っているけど、マンガが入っているとは珍しい」と思って手に取ってみると、アパホテルの創業者の物語でした。
手前みそですか。。と思って読み始めましたが結構面白かったです。
私は根が単純なのでこういう成功ストーリーを見ると勇気づけられます。
おもてなしの心の大切さとか、頭で分かっていても、なかなか具体的な行動に移せないと思いますので、すごいなぁと思いました。
一番印象に残ったのは、前半、大勢の社員が辞めてしまう場面です。
会社を設立した当初は社則がなく、規律が乱れ、社員がちゃんと働かなくなります。
そこで社長はまともに働くように言うのですが、社員たちは資格を持っているからとタカをくくって反抗し、結局ほとんどの社員が辞めてしまいます。
社長の元谷さんはこの一件で規律の大事さを学んだということでした。
時代が違うし、今にそぐわない話なのかもしれませんが、妙に心にひっかかるエピソードでした。