タイトルとマンガである点に惹かれて、タテノカズヒロさんの「コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし【マンガ】」を読みました。
マンガ - コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし (中公新書ラクレ)
- 作者: タテノカズヒロ
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2014/06/09
- メディア: 新書
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「確率」の話から始まって最終話の「虚数」まで、30に及ぶ数学を題材にしたマンガと解説で構成されています。 なお、マンガは解説のために掲載されているのではなく、あくまで各題材の雰囲気を伝えるためという感じです。
正直なところ、マンガについては、おっさんの私にとってハイセンス過ぎて意味が分かりづらかったです。
また、前半の解説はすぐに理解できましたが、後半に行くにつれて難解になり、ついていくのが大変でした。私に数学の素養が乏しすぎたのだと思います。
でも全く理解できないわけではありません。じっくり読めば理解でき、読了後は少し数学が分かった気分になれると思います。
黙々と数学の公式を覚える毎日に苦痛を感じている方は、この本を読んで少しでも数学を身近に感じてみると、新たな気持ちで数学に向き合えるかもしれません。
なお、個人的には、数学ってすごく面白いと思っています。
以前、私は数学が大嫌いでしたが、やっていることの意味を理解すると、俄然興味を持ちました。
数学大嫌いな方でも、何かきっかけがあれば面白いかもと感じられると思います。
少しでも数学に興味を持てるようになりたいという方におすすめします。