Windows 10の仮想マシンをKVMからVMware Workstation Playerに移行したところ、Windowsのライセンス認証が通らない事象が発生しました。
KVMからVMwareに変わったことでハードウェア構成が大きく変わり、ライセンスを使い回していると判断されたようです。KVMのイメージファイルは消してしまったのでVMwareと同時に使うことはないのですが、Windowsはそんなの分かりませんもんね。
でも大丈夫。以前のマシンでMicrosoftアカウントを使っていれば、再認証ができることを知っていたので、落ち着いて「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」から進んでみると、KVMのときの情報(QEMUなんとか)が表示されました。
よしよし、これを選んでOKすればよいはずと思ったら。。駄目です。新しいライセンスを買えと言われます。
おかしいと思ってMicrosoftの情報を見てみたら、「ハードウェアの変更後、Windows 10 のライセンス認証をもう一度行うことができる場合があります。」と書いてあります。
"もう一度"ってことは、再認証できるのは1回だけ?
実は、KVMに入れたWindows 10のライセンスは、他のマシンで使っていたもので、一度再認証をしたことがあったのです。
それならしょうがない、電話するか~と思ったら、最近のWindows 10は電話認証が出来なくなっている模様。
どうすればいいんだ~と天を仰いだ時、ふと思いつきました。
今回インストールしたWindows 10はWindows 8(パッケージ版)からアップデートしたものだから、Windows 8から入れなおせば、電話認証ができるのでは?
早速、VMwareの仮想マシンにWindows 8をインストールしたところ、「プロダクトキーは既に他のPCで使われています。別のキーを試すか、新しいキーをお買い求めください。」のようなことを言われましたが、これは想定内。
「カスタマーサポートへの問い合わせ」から進むと電話番号が表示されたのでかけてみました。
自動応答では対応できなかったので、オペレーターの方につないでもらい、なんとかライセンス認証を行うことができました。
ついでに、このままWindows 10にアップデートしても大丈夫かについても聞いてみましたが、過去にWindows 10にアップデートしたことがあればOKとのこと。
良かった~。
この記事が私のような境遇の方の参考になれば幸いです。
以下、VMwareでWindows 8を動かしている画面です。(モニター画面をスマホのカメラで撮ったのでモアレがひどくてすみません。)