コンピューター好きのブログ

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CATVセットトップボックスの録画番組をBDレコーダーにダビングしてみました

我が家はケーブルテレビ(CATV)に加入しています。

CATVの場合、専用のチューナー(セットトップボックス(STB)といいます)を使ってテレビを受信します。

このSTBからBDレコーダーに録画番組のダビングをしてみたところ、少しはまったので誰かの役に立つかと思い、記事にしてみました。

我が家のSTB

STBはレンタルと買取がありますが、うちは買取のPanasonicのTZ-HDW600Pという機種です。

下記の機種になります。

TZ-HDW600M/600F/600P | セットトップボックス | 商品一覧 | CATV関連商品 | Panasonic

 

ダブルチューナーなので2番組同時に録画できるのがありがたいのですが、HDDは250GBしかなく、BDに書き出すことができません。

ダビング用BDレコーダー導入の経緯

しばらくの間、カミさんと私はあまりテレビを見ないのでSTBのHDDの容量が小さくても不都合はありませんでした。しかし、最近子どもからHDDの空き容量が足りないという訴えがありました。

 

ディズニーチャンネルでダックテイルズという番組を録りためており、HDDがかつかつの状態になっているとのこと。

 

今までは、「気に入った番組はまた見たくなったらDVDやBDを借りればいいよ」と言ってどんどん消していましたが、このダックテイルズはDVDやBDになっていないようで、どうすれば良いか子どもに相談されました。

 

実はこういうときに役立つ機能として、LANダビングというものがあることは知っていました。

セットトップボックスなどからBDレコーダーなどに録画した番組をネットワーク経由でダビングする機能です。

 

必要は無くても機能があるなら使ってみたいと思い、カミさんに何度か購入を打診したのですが、ずっと却下され続けていました。必要がないのですから当たり前ですね(^_^;)

  

今回、カミさんも子どもも、2019年1月から始まる番組をいくつか録画したいということで、流石にいつまでもダックテイルズにHDDを占有させておくわけにはいかず、LANダビング対応のBDレコーダーを購入する許可が出ました。

2万円以下のLANダビング対応BDレコーダーを購入

テレビ録画はSTBを使うのでシングルチューナーで事足りますし、HDD容量が少々小さくてもBDドライブがあれば書き出せます。

なので、TZ-HDW600PのLANダビングに対応していれば、機能は最低限のもので問題ありません。

下記はPanasonicのSTBのLANダビング動作確認一覧です。

LANダビング動作確認一覧 | サポート情報 | CATV関連商品 | Panasonic

 

新品だと下記のような商品を購入するのが一番安いですが、予算は2万円しかないのでとても足りません。2019/1/2現在、Amazonで28,000円強でした。

 

↓をクリックするとAmazonの商品ページが開きます。

パナソニック 500GB 1チューナー ブルーレイレコーダー DIGA DMR-BRS530

パナソニック 500GB 1チューナー ブルーレイレコーダー DIGA DMR-BRS530

 

 

LANダビングさえできればよいので、中古でいいやといくつかのネットショップを物色したところ、Amazonで2万円切りのLANダビング対応機種(Panasonic DMR-BRT250)を見つけました。送料込みで18,500円でした。

 

Panasonic 500GB 1チューナー ブルーレイレコーダー ブラック DIGA DMR-BRT250-K

Panasonic 500GB 1チューナー ブルーレイレコーダー ブラック DIGA DMR-BRT250-K

 

 

Amazonて意外と中古も安いんですよね。私は過去に中古のPS2もAmazonで買いました。

STBからBDレコーダーにLANダビングする手順

BDレコーダーが届き、早速、説明書も読まずに設定し始めたのですが、やり方が分からず少しはまりました。

ネットで調べてもSTB側の設定が詳細に書かれていないため、結局、STBの説明書を引っ張り出してきて確認し、無事ダビングすることができました。

 

手順は下記になります。

 

  1. STBとBDレコーダーをLANケーブルでルーターに接続する。(それぞれが同じネットワーク上にあり、通信できれば問題ないようです。なおSTBとBDレコーダーを直接つなぐ場合はクロスのLANケーブルでないとだめだと思われます。)
  2. BDレコーダー側で「お部屋ジャンプリンク」を有効にします。
  3. BDレコーダー側で「お部屋ジャンプリンク」の「アクセス許可方法」を「自動」にします。
  4. STB側で「お部屋ジャンプリンク」を有効にします。
  5. STB側で「お部屋ジャンプリンク」の「アクセス許可方法」を「自動」にします。
  6. STB側で「録画一覧」画面を開き、ダビングしたい番組を選んだ状態で「サブメニュー」ボタンを押します。
  7. メニューの中に「ダビング」があるので、それを選んで「決定」ボタンを押します。
  8. 「ダビング機器」の中から「←」「→」ボタンでBDレコーダーを選び、「ダビング開始」を選んで「決定」ボタンを押します。

 

これでダビングが始まり、ダビング中はSTB、BDレコーダー双方の液晶画面に「DUB」と表示されます。

LANダビングに要する時間

2時間程度の番組で40分ほどかかりました。

 

LANダビングのはまりポイント

私がはまったのは、STB側でダビングの操作をするところです。

BDレコーダー側でダビング操作をするものだと思い込んでいたので、STBの説明書を参照せず、無駄に時間を費やしてしまいました。

BDレコーダー側からSTBの録画一覧が見れたので、BDレコーダー側で操作すると勘違いしたのが敗因でした。

 

おかげで説明書はちゃんとみないと余計な時間がかかるという教訓が得られました。

 

(2020/4/5追記)

「ケーブルプラスSTB-2」というSTBを入手し、こちらでもLANダビングをやってみました。↓の記事に書きましたのでよろしければご覧ください。

www.toomath.net

 

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