以前、同軸デジタルケーブルを自作してマザーボードのS/PDIFピンにつなげてみた記事を書きました。
これに気をよくして、S/PDIFピンが付いている別の2枚のマザーボードにもつなげてみたところ、トラブルに遭遇しましたので、その顛末をご紹介したいと思います。
ECS G33T-M2につなげてみると音が途切れる事象発生
まず、ECSのG33T-M2につなげてみました。
ちゃんと音は出るようです。しかし、照明のON/OFFをするときに音が途切れることがあります。
ネットで検索すると、スイッチング電源のノイズが原因という情報を見つけ、ある程度しょうがないのかと思い、ひとまず放置しました。
ま、音楽聴いているときは照明を消したり付けたりしなければ良いので。
GIGABYTE GA-Z68P-DS3 につなげてみると音がぶちぶち切れてまともに聴けない
次に、GIGABYTEのGA-Z68P-DS3につなげてみました。
今度はほとんどまともに聴けません。照明のON/OFFだけでなく、別のPCを起動するときのノイズまで拾ってしまう始末です。
これはさすがにおかしい。アース(グランド)をちゃんととっていない感じがします。
まさか、信号線とグランド線を逆にしている?いやでも音は出ているしなぁ。
ノイズの原因
一応確認しようと信号線とグランド線が逆になっていないか確認したところ。。
はい。逆でした。
逆でも音はでるもんなんですね。。
対処方法
各マザーボードのS/PDIF端子を正しく接続しました。詳細は以下になります。
ECS G33T-M2
↓の写真の下部の灰色と紫のワイヤーが刺さっている場所がS/PDIF端子です。
4ピン分のスペースがあり、紫のワイヤーが刺さっている一番右が信号線(+)、灰色のワイヤーが刺さっている一番左がグランド(ー)になります。
GIGABYTE GA-Z68P-DS3
↓の写真の灰色と紫のワイヤーが刺さっている場所がS/PDIF端子です。
こちらは2ピン分のスペースがあり、紫のワイヤーが刺さっている下側が信号線(+)、灰色のワイヤーが刺さっている上側がグランド(ー)になります。
得られた教訓
スイッチング電源のノイズが入ってしまう場合、まずは信号線とグランドの接続が合っているか確認した方がよいようです。そんな基本的なところを間違える人はそういないか。。