コンピューター好きのブログ

主にコンピューター・ラズパイと電子工作・オーディオ関連の記事を書いています。

今更Core i7-2600Kを入手して使ってみたら感動したおはなし

以前、LGA1155のマザーボードでPCを自作した記事を書きました。

 

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このとき、いずれはCore i7-2700Kを買うぞ!と息巻いていましたが、先日Core i7- 2600KをAmazonでゲットしました!中古で9,698円(税・送料込み)です。

Intel CPU Core i7 i7-2600K 3.4GHz 8M LGA1155 SandyBridge BX80623I72600K

Intel CPU Core i7 i7-2600K 3.4GHz 8M LGA1155 SandyBridge BX80623I72600K

 

 

本当はヤフオクでもっとお手頃に購入したかったのですが、諸事情によりコンビニ受け取りをしたかったのでAmazonでの購入となりました。

 

それでは、顛末をご紹介したいと思います。

 

Core i7-2600Kを選んだ理由

2700Kではなく2600Kにしたのは、コストパフォーマンスの高さです。

どちらもK付きなのでCPUの倍率変更によるオーバークロックが可能ですが、巷の情報によると、オーバークロック耐性にそれほど違いはない模様。

それでいて価格は2600Kの方が少しお得です。このため、2600Kにしました。

 

なお、Core i7-3770Kにも色気を出していましたが、オーバークロック耐性が良くない※という情報を得たため、2600Kより割と値段が高いこともあり、やめておきました。

※2600KはCPUコアとヒートスプレッダの間がはんだ付けされています。しかし、3770Kはグリスであるため熱伝導率が低く、冷却効率が悪いようです。

入手したCore i7-2600Kのご紹介

↓が入手したCore i7-2600Kです。リテールパッケージなのでCPUファンや説明書も付いていました。

入手したCore i7-2600K

入手したCore i7-2600K

第一印象

早速使ってみましたが、Celeron G550(Passmarkスコア2290)と比べると明らかに速い。Celeron G550のときも特に不満のない速さでしたが、やはりCore i7-2600K(Passmarkスコア8424)は体感で分かるくらい速いです。

Celeron G550のときはアプリ起動の際に一瞬間がありましたが、Core i7-2600Kにはありません。Core i7-2600Kを使って分かったことなので、Celeron G550を使い続けていたら、この違いに一生気づくことはなかったでしょう。感動してしまいました。8スレッド並行処理の威力ですね。

 

Core i7-2600Kの発売年は2011年なので、8年の時を経てハイエンドCPUの凄さを味わえたことになります。「Core i7ってこんなに凄かったんだ」という感じです。

この程度で感動していたらIntel Core i9やAMD Ryzen 7(ともに最大8コア16スレッド)なんて使った日には卒倒するかもしれません。

AMD Ryzen Threadripper(最大32コア64スレッド)なら昇天するかも?

少しだけオーバークロック

せっかくのK付きCPUなので、さっそくCPU倍率変更によるオーバークロックしてみました。

ただ、CPUクーラーはCeleron G550のときまま↓の薄型のものを使っているのであくまで軽~くです。

アイネックス [ LGA115x用 ] 薄型CPUクーラー CC-01

アイネックス [ LGA115x用 ] 薄型CPUクーラー CC-01

 

 

定格は34倍の3.4GHzなのですが、これを40倍の4.0GHzにしたところ、あっさり動作しました。1時間ほど負荷をかけてみましたが問題ありません。しばらくはこれで常用しようと思います。

以下が設定方法です。Windowsのアプリでも設定できるようですが、いまいち使い方が分からなかったのでBIOSで設定しました。

マザーボード(GA-Z68P-DS3)のCPU倍率変更方法

まず起動してすぐにDELキーを押してBIOS画面に入ります。

BIOSのトップ画面

BIOSのトップ画面

次に、「MB Inteligent Tweaker(M.I.T.)」の画面に入ります。

M.I.T.の画面

M.I.Tの画面

「Adavanced Frequency Setting」の画面に入ります。

Advanced Frequency Settingの画面

Adavanced Frequency Settingの画面

「34 X」となっている部分を選択し、CPU倍率を数値で入力します。ここでは「40」としました。あとはF10を押してSave&Exitするだけです。楽ちんですね~。

Advanced Frequency Settingの画面

Advanced Frequency Settingの画面

 

↓はタスクマネージャーでCPU負荷を見ているところです。論理プロセッサが8個並んだ様子を眺めるだけでも楽しいです。

Core i7-2600Kをタスクマネージャーで見たところ

Core i7-2600Kをタスクマネージャーで見たところ

今後の使い道

Core i7を入手したらアプリのコンパイルに使おうと思っていましたが、今すぐコンパイルするものがないので、このハイパワーを他に活かせないか思案中です。

 

あと、もう少しオーバークロックで遊ぶつもりです。

それには今のCPUクーラーが力不足と思われるので、まずはCore i7-2600Kに付属していたクーラーに交換してみようかなと思っています。

 

(2020/5/23追記)

CPUクーラーをサイドフローのThermaltake Contac Silent 12に変更して電圧アップによるオーバークロックを試してみました。↓の記事に顛末を書きましたのでよろしければご覧ください。

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