以前、LGA1155のマザーボードでPCを自作した記事を書きました。
このとき、いずれはCore i7-2700Kを買うぞ!と息巻いていましたが、先日Core i7- 2600KをAmazonでゲットしました!中古で9,698円(税・送料込み)です。
Intel CPU Core i7 i7-2600K 3.4GHz 8M LGA1155 SandyBridge BX80623I72600K
- 出版社/メーカー: インテル
- 発売日: 2011/01/09
- メディア: 付属品
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本当はヤフオクでもっとお手頃に購入したかったのですが、諸事情によりコンビニ受け取りをしたかったのでAmazonでの購入となりました。
それでは、顛末をご紹介したいと思います。
Core i7-2600Kを選んだ理由
2700Kではなく2600Kにしたのは、コストパフォーマンスの高さです。
どちらもK付きなのでCPUの倍率変更によるオーバークロックが可能ですが、巷の情報によると、オーバークロック耐性にそれほど違いはない模様。
それでいて価格は2600Kの方が少しお得です。このため、2600Kにしました。
なお、Core i7-3770Kにも色気を出していましたが、オーバークロック耐性が良くない※という情報を得たため、2600Kより割と値段が高いこともあり、やめておきました。
※2600KはCPUコアとヒートスプレッダの間がはんだ付けされています。しかし、3770Kはグリスであるため熱伝導率が低く、冷却効率が悪いようです。
入手したCore i7-2600Kのご紹介
↓が入手したCore i7-2600Kです。リテールパッケージなのでCPUファンや説明書も付いていました。
第一印象
早速使ってみましたが、Celeron G550(Passmarkスコア2290)と比べると明らかに速い。Celeron G550のときも特に不満のない速さでしたが、やはりCore i7-2600K(Passmarkスコア8424)は体感で分かるくらい速いです。
Celeron G550のときはアプリ起動の際に一瞬間がありましたが、Core i7-2600Kにはありません。Core i7-2600Kを使って分かったことなので、Celeron G550を使い続けていたら、この違いに一生気づくことはなかったでしょう。感動してしまいました。8スレッド並行処理の威力ですね。
Core i7-2600Kの発売年は2011年なので、8年の時を経てハイエンドCPUの凄さを味わえたことになります。「Core i7ってこんなに凄かったんだ」という感じです。
この程度で感動していたらIntel Core i9やAMD Ryzen 7(ともに最大8コア16スレッド)なんて使った日には卒倒するかもしれません。
AMD Ryzen Threadripper(最大32コア64スレッド)なら昇天するかも?
少しだけオーバークロック
せっかくのK付きCPUなので、さっそくCPU倍率変更によるオーバークロックしてみました。
ただ、CPUクーラーはCeleron G550のときまま↓の薄型のものを使っているのであくまで軽~くです。
アイネックス [ LGA115x用 ] 薄型CPUクーラー CC-01
- 出版社/メーカー: AINEX
- 発売日: 2017/02/09
- メディア: Personal Computers
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定格は34倍の3.4GHzなのですが、これを40倍の4.0GHzにしたところ、あっさり動作しました。1時間ほど負荷をかけてみましたが問題ありません。しばらくはこれで常用しようと思います。
以下が設定方法です。Windowsのアプリでも設定できるようですが、いまいち使い方が分からなかったのでBIOSで設定しました。
マザーボード(GA-Z68P-DS3)のCPU倍率変更方法
まず起動してすぐにDELキーを押してBIOS画面に入ります。
次に、「MB Inteligent Tweaker(M.I.T.)」の画面に入ります。
「Adavanced Frequency Setting」の画面に入ります。
「34 X」となっている部分を選択し、CPU倍率を数値で入力します。ここでは「40」としました。あとはF10を押してSave&Exitするだけです。楽ちんですね~。
↓はタスクマネージャーでCPU負荷を見ているところです。論理プロセッサが8個並んだ様子を眺めるだけでも楽しいです。
今後の使い道
Core i7を入手したらアプリのコンパイルに使おうと思っていましたが、今すぐコンパイルするものがないので、このハイパワーを他に活かせないか思案中です。
あと、もう少しオーバークロックで遊ぶつもりです。
それには今のCPUクーラーが力不足と思われるので、まずはCore i7-2600Kに付属していたクーラーに交換してみようかなと思っています。
(2020/5/23追記)
CPUクーラーをサイドフローのThermaltake Contac Silent 12に変更して電圧アップによるオーバークロックを試してみました。↓の記事に顛末を書きましたのでよろしければご覧ください。