コンピューター好きのブログ

主にコンピューター・ラズパイと電子工作・オーディオ関連の記事を書いています。

ハイレゾ対応のUSB DAC「Audinst HUD-mx1」を使ってみました

近くのリサイクルショップのジャンクコーナーを物色していると、どこかで見たような形のブツを発見!

 

こ、これはUSB DAC(Digital to Analog Converter)というものではないだろうか?!

 

Audinst HUD-mx1と書いてあります。すかさずネット検索すると、やはりUSB DACでした。ハイレゾ(96kHz/24bit)に対応しているようです。↓の製品です。

Audinst DAC付ヘッドホンアンプ HUD-mx1 【正規輸入品】

Audinst DAC付ヘッドホンアンプ HUD-mx1 【正規輸入品】

 

 

値段を見ると税込み864円。本体と電源(ACアダプター)のみです。

今までUSB DACというものを使ったことが無かったので、試してみるには手ごろな値段と考え、躊躇せずゲットしちゃいました。ジャンクでしたが普通に使えました。

 

本記事では、初めて使ってみたUSB DAC「Audinst HUD-mx1」について、ご紹介したいと思います。

機能

  • USB経由で入力したデジタル音声データをアナログに変換し、ステレオフォンまたはステレオミニ端子(ヘッドフォン)かRCA(LINE OUT)で出力します
  • 光デジタル出力端子が付いているので、アナログに変換しないでそのままデジタル出力することもできます
  • 入力はUSBタイプB、USBバスパワーでも電源を供給できます
  • ボリュームつまみが付いているので、ヘッドフォン出力時の音量を調整できます

詳細は↓の製品ページをご覧ください。

http://www.wisetech.co.jp/brand/audinst/product/HUD-mx1/

 

外観

よくあるUSB DACの形です。

正面にはヘッドフォン出力端子、ヘッドフォン・LINE OUT切り替えスイッチ、ボリュームつまみ。

HUD-mx1を正面から見たところ

HUD-mx1を正面から見たところ

 

後ろには光デジタル出力端子、USB端子、ACアダプター端子、RCA端子があります。

HUD-mx1を後ろから見たところ

HUD-mx1を後ろから見たところ

 

使い方

パソコンとUSBケーブルで接続するだけです。S/PDIFインタフェースとして認識されます。手元にあったUSB 2.0対応のタイプA-タイプBケーブルがそのまま使えました。

Windows 8.1/10、Linux、Raspberry Pi(Raspbian Stretch)で使えることを確認しました。

ちなみに、USBバスパワーに対応していますが、ACアダプターから電源を取った方がノイズが少なくて音が良いと思います。

 

使ってみた感想

肝心の音質ですが、結構クリアに聴こえます。パソコンなどに内臓されているサウンドカードから出る音よりも良いのだと思います。多分。(自信なし(^_^;))

うちのデスクトップPCはすべてマザーボードに付いているS/PDIF出力でAVアンプにつないでおり、このUSB DACの出番は今のところありません。しかし、ノートPCやRaspberry Piの音質改善には役立つかなと考えています。

 

今後の予定

以下のサイトを拝見すると、どうもこの製品はオペアンプの交換ができるようです。交換すると音質が向上するとのこと。

https://kimagureman.net/archives/20506

 

オペアンプってなんだろうと思って調べてみたところ、微弱な信号を色んな形で増幅する電子回路だそうで、ノイズの除去も行うそうです。

Wikipediaだけ読んでも何やらわかりませんでしたが、以下のサイトを参照したところ何となくイメージできました。

オペアンプとは? - エイブリック株式会社

 

先のHUD-mx1のオペアンプ交換について書かれたサイトに新日本無線のMUSES8920Dというオペアンプが紹介されていたので、価格も手ごろ(700円くらい?)だし、今度交換してみたいと思います。

↓はAmazonの商品ページへのリンクです。

新日本無線株式会社(New JRC) 2回路入りJ?FET入力高音質オペアンプ MUSES8920D

新日本無線株式会社(New JRC) 2回路入りJ?FET入力高音質オペアンプ MUSES8920D

 

 

(c) 2018 toomath