以前↓の記事に書きましたが、私は古いモバイルPC SHARP PC-CV50F (通称:フチマサ) を持っています。
たまに思い出して引っ張りだしていじっていますが、少し前からHDDがカシャコン・カシャコンと不穏な音を立てるようになりました。
HDDアクセス中に固まることもあるため、最近はBIOSでHDDを「None」にし、でかい外付けDVDドライブから Puppy Linux をブートして使っていました。
しかし、フチマサのこのような不憫な姿を見るにつけ、外付けDVDドライブの呪縛から解き放ち、モバイルPCとして蘇らせたい!という気持ちがふつふつと湧いてきたため、HDDをなんとかすべく奮闘してみました。
HDDを何に置き換えるか検討する
フチマサのHDDは1.8インチのIDE(日立製Travelstar 4200rpm、20GB)です。
インタフェースは44pinの2.5インチ互換で、↓のように2.5インチHDDを半分くらいにぶった切ったような形をしています。
SATA全盛の昨今、IDEのHDDやSSD自体数が少なく、ましてや1.8インチで2.5インチインタフェース互換の変則的なドライブは見当たりません。このため、IDEのHDDやSSDは候補から外しました。
そうなると、2.5インチIDEをコンパクトフラッシュ(CF)やSDカードに変換するアダプタが第一の選択肢に浮上します。
CF、SDカードそれぞれに対応する製品を調べると大体CF対応のものの方が安いです。
我が家には初代Everio(Victorのビデオカメラ)で使っていた4GBのCF互換HDDがありますので、これを流用しようと思い、まずはCF対応の製品購入に踏み切りました。
↓の製品です。 373円でした。
中国からの発送なので気長に待っていましたが、到着予定日を数日過ぎても届かない。。しょうがないので返金していただきました。
商品が届かないのはAmazon購入で初めてのことでした。でも返金手続きはスムーズだったので不満はありません。運が悪かったなと。
この一件でCF対応の製品には縁がないのかなと思い、方針を変更してSDカード対応の製品を購入することにしました。
2.5インチIDEをSDカードに変換するアダプタを入手
うちにはmicroSDカードが結構余っているので、microSDに対応した↓の製品を購入しました。1,999円でした。こちらはAmazon発送で予定通り届きました。
全然認識しない!
さっそく喜び勇んで16GBのmicroSDカードを刺し、↓のようにフチマサに装着して電源オン!しましたが認識しない。。
↓のようにLBA FormatのMaximum Capacity(最大容量)が0MBになっています。
試しにデスクトップPCに取り付けてみましたが、問題なく認識するのでフチマサが原因っぽい。
BIOSでHDDを「User」に設定し、CHSを変更したりしてみましたが状況は変わらず。
EaseUS Todo BackUp Freeを使って純正HDDの内容をmicroSDにコピーしてみても全くダメ。何が悪いのか皆目見当が付きません。
丸一日半格闘しても活路を見いだせなかったため一旦あきらめることにしました。懲りずに情報を集め、いつの日かリベンジしたいと思っています。
以上、IDEをSDに変換するアダプタを使ってフチマサのHDD置換を試みたけどダメだったというお話でした。そのうちうまくいきました!という報告ができたらいいな~