本日(2018年6月5日)、SHARPが東芝のパソコン事業を買収することが発表されました。
NEC、富士通といった日本の電機メーカーが、パソコン事業を海外企業(Lenovo)との合弁事業に移管する中、よくぞやってくれました!(SHARPの親会社は海外企業の鴻海ではありますが。。)
それを記念(?)して、今日はSHARPのミニノート、PC-CV50F(通称フチマサ)の思い出を書きたいと思います。以下がフチマサです。
私がフチマサを入手したのは2006年でした。ヤマダ電機の中古パソコン売り場で一目見て気に入り、カミさんを拝み倒して買っちゃいました。確か90,000円位だったと思います。
当時、残業をしまくっていたため、割と自由に使えるお金があり、今考えると恐ろしいほど衝動買いしていました。このパソコンはその象徴です。といっても中古なんですけどね。
最初はおとなしくインストール済みのWindows XPで使っていましたが、256MBとメモリが少なく、少しでも快適に動かしたくて、Windows 2000を入れたりしていました。でもあまり意味なかったです。
このパソコンのCPUはトランスメタのEfficeonなのですが、性能がかなりいまいちなのです。
このため、Windowsパソコンとしてバリバリ使うというわけにはいかず、たまにVisual C++のコンソールコンパイラを使ってプログラミングしたり、coLinuxというソフトを入れてLinuxもどきにして遊んだりしていました。
その後、Windows XPがサポート切れとなったため、OSをPuppy Linuxに入れ替えて現在に至ります。
一時、Debian Linuxを入れてハムスター監視カメラとして使ったりもしましたが、しばらく稼働しているとカーネルパニックになってしまうため、諦めました。
以下が現在の姿です。ちなみにフチマサの名前の由来は、見ていただいて分かる通り、液晶画面のフチが無駄に広いことにあります。フチが広いムラマサというわけです。
液晶は10.4インチで1024×768と、当時としてはかなりの高精細でした。今見ても結構きれいです。さすが液晶のSHARP。
東芝のパソコンも好きだったので、シャープと東芝が組んでどのようなパソコンが生まれるのか楽しみにしています。