コンピューター好きのブログ

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古いノートパソコンのPCカードスロットを活用する方法

最近のノートパソコンには付いていませんが、少し前のものにはPCカードスロット(PCMCIAカードスロット)というものがありました。

 

USBが登場する以前は、このPCカードによってノートパソコンの機能を拡張していました。有線LANカードや無線LANカード、SCSIカード、IDEカードなどがありましたね~。

 

今のUSBでは当たり前な、プラグアンドプレイ(カードを刺したらパソコンが自動認識してドライバを組み込む)やホットスワップ(パソコンを起動中にカードを抜き刺しできる)が実現されており、ノートパソコンの使い勝手を向上してくれました。

 

しかし、さすがに古い規格なので転送速度は132MB/sまでです。

このため、USB 3.0(最高速度5Gbps=625MB/s)などの高速なインタフェースを拡張することはできませんが、USB 2.0までなら何とかなります。(USB 2.0の最高速度は480Mbps=60MB/s)

 

私はNEC Versa Pro VB-FやVB-Gというノートパソコンを持っています。これらはUSBソケットが3つしかありませんが、代わりにPCカードスロットがあります。

 

そこで、今後も汎用的に活用できるUSBソケットを増やすべく、以下の製品を導入してみました。

AREA ノートパソコン用CardBus USB2.0カード 2ポート ツライチUSB2.0 SD-CBU2-Z1

AREA ノートパソコン用CardBus USB2.0カード 2ポート ツライチUSB2.0 SD-CBU2-Z1

 

 

結果、Windows 10でも特別なドライバをインストールすることなく使えました。無事USB 2.0ソケットを2つ増やし、合計5ポートにすることができました!

やっぱりUSBハブ無しで本体に直接させると便利ですね~(^▽^)/

 

私が使った上記製品はもう販売されていないようですが、↓の製品はまだ買えるみたいです。皆さんも余っているPCカードスロットがありましたら、お試しあれ!

USB 2.0 CardBus (PCカード)ツライチタイプ

USB 2.0 CardBus (PCカード)ツライチタイプ

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