コンピューター好きのブログ

主にコンピューター・ラズパイと電子工作・オーディオ関連の記事を書いています。

今更ですがLGA775のPCでCore2 Duo E8600をオーバークロックしてみました

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先日、今さらながらLGA755のジャンクPCを入手して遊んだ記事を書きました。

 

www.toomath.net

 

このとき、オーバークロックでもしてみようかなと言っていましたが、今日ふと思い立ってやってみることにしました。

下調べ

マザーボードはECSのG33T-M2、CPUはCore2 Duo E8600です。

LGA775対応のCPUは倍率固定であるため、オーバークロックするにはベースクロックを上げる必要があります。

実施に先立って簡単にネット検索したところ、G33T-M2は比較的簡単にオーバークロックができるマザーボードであることが分かりました。

また、Core2 Duo E8600は定格が333MHz × 10倍の3.33GHzですが、軽く400MHz × 10倍=4.0GHzを超えることが多いとのこと。これは期待できそうです。

条件

お金をかけたり壊す覚悟でやる気はないので、水冷やカツ入れ(CPUやメモリーの電圧を上げること)はしません。

  • CPUクーラーはIntelのCPUに付属している空冷クーラーを使います。
  • メモリーの電圧はデフォルトの1.85Vとします。(G33T-M2はCPU電圧を変えられないっぽいので、どのみちカツ入れはできないですね)

BIOSでオーバークロックを設定

G33T-M2のオーバークロック手順は以下となります。

BIOS画面に入る

起動時にキーボードのDeleteキーを押してBIOS画面に入ります。タイミングがあるので何度か押した方がよいかも。

Advanced Setupの設定をする

↓のように Termal Management を Disabled にします。

BIOSのAdvanced Setup

BIOSのAdvanced Setup

Advanced Chipset Setupの設定をする

↓のように Configure DRAM Timing by SPDDisabled にします。

また、ここでは DRAM FrequencyAuto にしていますが、Autoではなく 667 にした方が良いかもしれません。なぜかというと、ここで指定したメモリの周波数がオーバークロック前のベース周波数になると思われるためです。ここを小さい値にしておけば、オーバークロックでベースクロックを上げたときのメモリへの負荷を下げられると考えられます。

BIOSのAdvanced Chipset Setup

BIOSのAdvanced Chipset Setup

Frequency/Voltage Controlの設定をする

↓のように CPU Over-clocking FuncEnabled にします。

そして、CPU Ref. Frequency にベースクロックをデフォルト333MHzの何%にするのかを数値で入力します。ここでは114%=333MHz × 1.14倍 = 約380MHzとしています。

BIOSのFrequency/Voltage Control

BIOSのFrequency/Voltage Control

BIOSの設定を保存して再起動する

F10キーを押すと Save & Exit Setup? と聞かれるので OK を選んで再起動します。

無事起動すれば、指定したクロックで動いています。

結果

121%の4.03GHzで起動するところまで確認できました。やはりCore2 Duo E8600は結構オーバークロック耐性があるようです。しかし、少し動かしているとブルースクリーンになるので常用は無理でした。

少しずつベースクロックを下げていき、OCCT(CPUに負荷をかけて耐久性を調べるアプリ)で1時間完走するクロックを探ったところ、110%の3.66GHzでいけました。ひとまずこれで使っていきたいと思います。

 

(2019/06/04追記)

110%を達成したときはDDR2-667のメモリを使っていましたが、先日DDR2-800の4GBメモリをハードオフで調達したため、交換して再度オーバークロックしてみました。BIOSの Advanced Chipset Setup の DRAM Frequency を 667 にしたところ、115%の3.83GHzでいけました!やった!

 

なお、一度、メモリーの CAS Latency を 5 から 6 にしたところ、起動しなくなってしまったのでCMOSクリア(BIOSを初期設定に戻す)を行いました。

※CMOSクリアの方法は下記URLからダウンロード可能なマニュアルに記載されています。3ピンのうち左と真ん中にジャンパーピンが刺さっているので、電源が落ちている状態で一度右と真ん中に差し替え、また元に戻せばOKです。

http://www.ecs.com.tw/ECSWebSite/Product/Product_DOWNLOAD/JA/Motherboard/G33T-M2%20-LL-V1-DO-0-RR-/Socket%20775%20-LL-Intel-RR-

 

正直いってメモリー周りのいじり方がさっぱりわかりません。なんとなくLatency(メモリのレイテンシ)って大きくした方がオーバークロックしやすくなるのだと思っていました。。

ベースクロックを上げるので実はCPUよりもメモリーやマザーの耐性の方が重要なのかもしれないと思いました。

 

ちなみにメモリのレイテンシに関する説明をしてくださっている↓のサイトを見つけました。勉強になりましたが、CAS Latencyを大きくしたら起動しなくなった理由はわかりませんでした。

https://news.mynavi.jp/article/20180912-692058/2

 

感想

オーバークロックするのは8年くらい前に持っていたAMD Phenom II X4 955 Black Edition以来です。当時、Core2勢のベンチマークスコアと競っていたことが懐かしく思い出され、ノスタルジックな気分に浸れました。

ここ数年、オーバークロックは面倒と思うことが多かったのですが、久しぶりにやってみて楽しかったです。

手持ちのLGA1155のマザーボード GIGABYTE Z68P-DS3の方もオーバークロックできるみたいなので今度やってみたいと思います。