以前、壊れたパチものAirPods(Bluetoothイヤホン)の電源を、バッテリーから乾電池に交換した記事を書きました。
このとき、Bluetoothイヤホンは単三乾電池3本で駆動することが分かったので、乾電池駆動のスピーカーと組み合わせてBluetoothスピーカーに改造してみました。
ちなみに今は100円ショップのダイソーでもBluetoothスピーカーが売っている時代です。(さすがに600円しますが)
「こんなことして意味があるのかな」なんて思いましたが、あれはモノラルだし、ステレオにするなら意味はある!と無理やり自分を説得して作業を開始しました。
- Bluetooth化するスピーカー
- スピーカーを分解して配線を確認する
- 配線して動作を確認する
- 左右のBluetoothイヤホンをハンダ付けする
- 配線を引き回して電源ボタンを正面にもってきて完成!
- 使い方
- 使ってみた感想
Bluetooth化するスピーカー
今回、手元にあるWALKMAN用の防水スピーカーRDP-NWR100をターゲットにしました。
↓のピンクバージョンです。
SONY ウォークマン用ドックスピーカー 防水仕様 ブルー RDP-NWR100/L
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2010/10/09
- メディア: エレクトロニクス
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以前、カミさんがWALKMANのSシリーズを使っていたとき、お風呂で音楽を聴くために購入したものです。
結構音が良くて気に入っていましたが、その後、Fシリーズに買い替えたため、使わなくなっていました。
おあつらえ向きに、このスピーカーの電源は単三乾電池3本です。Bluetoothイヤホンが動く電源と同じなため、簡単に組み合わせられそうです。
スピーカーを分解して配線を確認する
それでは、まずスピーカーを分解して配線を確認します。
ネジをいくつか外すと基盤がついている部分を取り外すことができます。
基盤を見ると↓のようになっていました。
赤で囲った部分が電源線、青で囲った部分がスピーカーの信号線であることが分かりました。電源線とスピーカーの信号線にBluetoothイヤホンをつなげればいけそうです。
配線して動作を確認する
まずは↓のように電源線にパチものAirPodsをつなげて動くことを確認します。
スマホとBluetoothで接続したところ、無事スマホの音楽がイヤホンから流れました。
そして、イヤホンのスピーカー線とスピーカーの信号線を接続すると、スピーカーから音が出ました。
スピーカーから音を出すにはアンプを通さないといけないかと思いましたが、そのままでも使用上問題ない程度の音量は確保できそうです。
左右のBluetoothイヤホンをハンダ付けする
動作確認ができたので、左右2つのBluetoothイヤホンを同じように電源線とスピーカー線にハンダ付けしました。
配線を引き回して電源ボタンを正面にもってきて完成!
このBluetoothスピーカーは上部に2つボリュームボタンがあります。
なので本当はそれをBluetoothイヤホン2つの電源ボタンに流用したかったのですが、配線を読み切れず、うまくいきませんでした。
そこで、しょうがなくBluetoothイヤホンの基盤についている電源ボタンをそのまま使うことにしました。そうすると、Bluetoothイヤホンの基盤を操作可能な位置に配置する必要があります。
むちゃくちゃ見栄えは悪いですが、↓のように電源線とスピーカー線を引き回してBlutoothイヤホンの基盤2つを正面にもってきました。これで一応完成です!
使い方
電源の入れ方
- 接続するスマホのBluetoothをオフにします。
- Bluetoothイヤホン基盤のどちらかの電源を入れます。スピーカーから「ハーリー」(だと思う)と流れます。
- もう一方の電源を入れます。もう一度スピーカーから「ハーリー」と流れ、しばらくすると「Your device is conneced」と流れます。
- スマホのBluetoothをオンにしてデバイス i7-tws とペアリングし、接続します。もう一度「Your device is conneced」と流れます。これでOKです。
電源の切り方
- Bluetoothイヤホンのどちらかの電源ボタンを長押しします。すると、「Power off」と二回流れます。これで電源は切れています。
使ってみた感想
思っていたよりもちゃんと音が出ます。スピーカーが防水なのでお風呂でも使えるのがいいですね。まだ使ってませんが。
2時間くらい続けて音楽を流してみましたが、余裕で使えています。どれくらい電池が持つのか今度テストしてみたいと思います(^▽^)