2020年3月ごろ、テレワークが本格化したこともあり、自宅のネット環境を強化するためにWi-Fiルーターを交換しました。
導入したのはELECOM WRC-2533GSTです。(↓は同仕様で簡易包装版のWRC-2533GSTAです。)
ウイルスバスターで有名なトレンドマイクロ社のセキュリティ機能が搭載されており、ウイルス対策ソフトがインストールできないネットワーク家電のセキュリティ対策もできるのが売りです。
機能や性能は必要十分で、我が家のネット回線はケーブルテレビの1Gbpsですが、軽く200~300Mbpsは出ています。WiFiもよく飛んで切れにくいです。
これは良い買い物をしたと喜んでいましたが、しばらくして不可解な事象が起きるようになりました。
ブラウザで設定画面に入ろうとすると下記だけ表示されて何もできません。
The CGI process did not produce any response
仕方がないのでルーターを再起動するのですが、しばらくすると同事象になります。
シェルスクリプトからcurlを呼び出して10分間隔で設定画面にアクセスする処理をLinuxの常時稼働サーバーに組み込んで確認したところ、起動して一週間くらいで発生することが分かりました。
しかも一度発生するとずっとダメなわけではなく、その後もうまくいくときがあり、放っておくと最終的にずっとダメになるという感じです。
なんとなくソフトウェアの問題のような気がしますが、この機種のファームウェアは2018/10/09のものが最後で以降更新されていません。後継機種(WRC-2533GST2)が発売されていますし、今後の更新は望めそうにありません。
まぁ設定画面に入れないだけなので我慢して使っていましたが、先日、完全にインターネットが使用できない事象が発生し、このルーターを再起動したら復旧したことから、交換を決断しました。
さっそく行きつけのヤマダ電機に行き、いいのがないか物色したところ、1万円前後のお手頃なルーターがたくさんあります。
WRC-2533GSTのセキュリティ機能が気に入っていたので、セキュリティ機能付きのものを探しましたが。。ほとんどない!ELECOMとTP-Linkくらいしかありません。
しかもTP-LinkはメッシュWi-Fi用なので我が家には不適。そうなると必然的にELECOMに。。ELECOMはWRC-2533GSTで懲りたので避けたかったのですが、もしかしたら個体の問題かもしれない!ということで再びELECOMを購入することにしました。
WRC-2533GSTの後継、WRC-2533GST2です。
WRC-2533GSTとの違いはIPv6(IPoE)対応が付いていることのようですが、ケーブルTVでインターネットしている我が家には無用の長物です。
ワゴン売りされていて税込み6,410円でした。そういえばWRC-2533GSTもワゴン売りだったような。。少し嫌な予感(-_-;)
家に帰ってさっそく設定したところ、ほとんど前機種と同じで迷うところはありませんでした。
設置した6/19以降、起動しっぱなしで様子を見ていますが、今のところ問題なく使えています。設定画面も入れます。よかった~。
それとうれしい誤算がありました。WRC-2533GST2はWRC-2533GSTが対応していないヘアピンNATが使えるのです!
下記の記事で書きましたが、ヘアピンNATは自宅にサーバーを設置してインターネットと家庭内LANの両方から同じURLでアクセスするのに便利な機能です。
機能的にはWRC-2533GSTとほとんど変わらないと思っていたのでとても得した気分になりました。ラッキー。
以上、Wi-Fiルーターを交換したらハッピーなったというお話でした。
もしWRC-2533GSTの購入を検討されている方がいたら、WRC-2533GST2にされることをお勧めします!