「プロジェクトX」は泣けます。おすすめです。

2000年～2005年にNHKで放送されていた「プロジェクトX～挑戦者たち～」というテレビ番組を知っていますか？

毎回、実際にあったプロジェクトを一つ取り上げ、有名無名の方々の苦闘を描いていました。

色んなプロジェクトが対象なのですが、私が好きだったのは何かを開発するプロジェクトの話です。

世界初の製品を作り上げるまでの苦労や工夫の数々、熱い思いが伝わってきていつも目頭を熱くして見ていました。

特に覚えているのは、マツダのロータリーエンジン開発プロジェクトの話です。

1960年代、自動車メーカーをいくつかに絞るという国の意向により、マツダは自動車メーカーとして存亡の危機に陥ります。

そこで、生き残りのために着手したのが夢のエンジンと言われたロータリーエンジンの開発。200年前から研究が進められてきたものの、誰も実現することができていませんでした。開発は困難を極めますが、意地と執念で作り上げます。原爆で家族を失った人々が成し遂げた「広島の奇跡」でした。

未だにロータリーエンジンを商用化できたのはマツダだけだと思いますので、まさに奇跡ですよね。しかもあのル・マン24時間レースも制しているのです。凄すぎます。

私はこういう胸が熱くなる話が大好きでして、中島みゆきさんが歌う番組テーマソングの「地上の星」や「ヘッドライト・テールライト」を聞くだけで番組の感動シーンを思い出して泣いていました。

自分もいつかこんな語り継がれるようなプロジェクトで活躍できたらなと思っちゃってました。まぁ色んな意味で無理ですけどね。(^_^;)

プロジェクトXはマンガ化もされており、いくつか買って読みました。こちらも面白かったです。

コンピューター好きのブログ