コンピューター好きのブログ

主にコンピューター・ラズパイと電子工作・オーディオ関連の記事を書いています。

高校受験する子どもの暗記学習のために初めて作ったAndroidアプリのおはなし

私の子どもは、現在高校二年生です。

2年前、子どもが高校受験の勉強をしていたとき、以下のような勉強用のAndroidアプリを作りました。

 

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中学3年生になると、学校や塾で毎月のように模試などのテストを受けるので、そこで間違えた問題を中心にクイズを作成し、Androidタブレットで繰り返し解けるようにしたのです。

(ちなみに、私の子どもは塾に通っていませんでした。志望校合格の可能性を把握するため、毎月実施される塾主催の全県模試だけを受けていました。)

 

このアプリ、最初はただ文章で問題が出題され、それに回答するだけの機能しかありませんでしたが、段階的に以下の機能を入れていきました。

 

絵や音声を使った問題を出す

問題のバリエーションを増やすために追加しました。社会や理科は写真を見て答えるという問題が多く、英語にはリスニング問題がありますので。

 

問題ごとの正答率を表示する

子ども自身が勉強の励みになるかと思って追加しました。私はクイズアプリが好きでよくやっていたのですが、正答率などのデータが表示されると、もっと高くしようと思って頑張れるんですよね。

 

過去数日間における日ごとの回答数、正答数を表示する

アプリを使ってくれているのか知りたかったので、アプリの稼働状況が分かるように追加しました。

 

未回答の問題、誤答率が高い問題を優先的に出題する

私自身が昔やっていた勉強法を取り入れて追加しました。正解する問題はすでに理解できている可能性が高いので、それを繰り返しやってもあまり意味はない。間違える問題を優先して繰り返しやり、頭に刷り込むというやり方です。

 

正解すると好きなキャラクターの画像が表示される

少しでも子どもがやる気になれるように追加しました。当時子どもが好きだったキャラクターの画像をWebからダウンロードして使わせていただきました。

 

ちなみに、私にとっては、ちょうどAndroidアプリを作ってみたいと思っていたときだったので、大ぴらにプログラミングする口実ができて良かったというのが真実だったりします。いつもカミさんや子どもから「パソコンばかりやっている」とクレームを受けていますので。

 

でも、クイズアプリってプログラミングしている時間より、問題や解答を作ったり、それをデータ化している時間の方が圧倒的に長いんですよね。クイズの仕組みを作っている間は楽しかったですが、ひたすらクイズを作るのはちょっと辛かったりしました。

 

最終的に、子どもは無事志望校に合格することができました。

アプリが役に立ったのか、実際のところは分かりませんが、役に立ったと思いたいところです。

 

子どもは来年高校3年生。大学受験が控えています。

さすがに大学入試レベルとなると覚えることが多く、個人が片手間でクイズを作るのは現実的ではありません。

また、多くの教材がすでにアプリ化されているので、同じようなものを作っても苦労が報われない気がしています。

なので、アプリ化されていないものに特化して作ってみようかと思います。

 

(c) 2018 toomath