コンピューター好きのブログ

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「孤高のメス」がドラマ化されることを知って思い出したおすすめの医療マンガ

大学生の頃、友人と一緒にブックオフ巡りするのが日課でした。

お目当ては一冊100円コーナー、もしくは格安セットコーナーです。

主にマンガや小説を物色していました。

 

当時、友人に読んでみなとすすめられたのが、大鐘稔彦さん原作、やまだ哲太さん作画の「メスよ輝け!!」です。友人が100円コーナーで買い集めたものを貸してくれました。

 

メスよ輝け!! 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

メスよ輝け!! 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

凄腕の外科医「当麻鉄彦」が、患者を救うという信念を持って熱く医療に取り組む物語です。地方医療の厳しい現実や保険医療の問題点などを扱っており、考えさせられました。

といってもそんな堅苦しい感じばかりではなく、ストーリーはすごく面白いです。

一気に全巻読んじゃいました。

 

私が特に心に残っているのは、患者が保険を使えない診療を行う医師の話です。

この医師に診察や手術をしてもらうときは、保険が効かないのでお金がかかります。

しかし、この医師はより多くの患者を救うため、常に自分の技術を磨く努力をしており、腕は確かです。

この医師が保険制度を利用しないのは、保険制度が努力しない医師を保護するためのものだという考えによります。

「努力しない医師による診療が増えることは、診療の質が下がることになる。お金がかからないかもしれないけど、結局は患者のためにならない。だから保険制度に反対だ。」という主張だったと思います。

 

このマンガ、1989年~1993年に連載されていましたが、30年近く経った現在、描かれていた問題はどうなっているんでしょうね。。今度時間があるときにちょっと調べてみようかと思います。

 

ちなみに、このマンガを思い出したのは、最近、滝沢秀明さん主演で「孤高のメス」がドラマ化されるというニュース記事を読んだからです。

ドラマのタイトルに見覚えはありませんでしたが、主人公の当麻鉄彦という名前にピンときてネットを調べたら、懐かしの「メスよ輝け!!」に辿り着きました。

 

「孤高のメス」は原作者の大鐘稔彦さんが「メスよ輝け!!」を小説化したものだそうです。こちらも読んでみたいです。

 

孤高のメス―神の手にはあらず〈第1巻〉 (幻冬舎文庫)

孤高のメス―神の手にはあらず〈第1巻〉 (幻冬舎文庫)

 

 

堤真一さん主演で映画化もされていました。今度観てみようと思います。

 

孤高のメス [DVD]

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なんだかマンガを読んだ当時のことも一緒に思い出して、懐かしい気持ちになれて良かったです。

 

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