史村翔さん原作、池上遼一さん作画の「サンクチュアリ」というマンガをご存知でしょうか。
1990年代、私が学生のころに小学館のビッグコミックスペリオールという雑誌で連載されていたマンガです。
親友同士の二人の男が、極道と政治家になり、日本を変えるべく奮闘する物語です。
とにかく主人公の二人(北条と浅見)が格好良いんです。頭が切れて行動力に溢れ、情熱的。読んでいるとすごく胸が熱くなります。大学生のときに何人かの友人に勧めたら、みんな速攻ではまってくれました。
その頃の私は、日本の社会に対して何の疑問も持っていませんでしたが、二人がこのままではいけないと熱く行動する様を見て、自分も何かしなければという気持ちにさせてくもらいました。(その後、具体的に何かした訳ではないですが、少なくとも社会問題を意識するようになりました。)
永澤俊夫さん、阿部寛さん主演で映画化もされました。
私はまだこの映画を観ていません。今度観てみようかと思っています。
ちなみに北条の先輩やくざの「渡海」という人物がいるのですが、私はしばらく「とうみ」だと思っていました。友人から指摘されて「とかい」だと知りました。
でも何故だか「とかい」がしっくりこず、今でも心の中では「とうみ」と呼んでいます。映画を観るときは「とかい」って誰?とならないようにしたいと思います。